木の造作が奏でる心地よさ
中庭を囲む回廊のある平屋

自然な風合い、塗り壁の佇まいに一目ぼれ

中庭を中心にリビングと和室、寝室、子ども部屋、水回りがぐるりと配された「ロ」の字型の平屋。ある休日の昼下がり、D邸では、その間取りを生かして１歳のお子さんとご主人が追いかけっこを楽しんでいました。凹凸やノイズのない動線は、デザイン面でも大きな魅力。シンプルですっきりとした空間は統一感があり、家全体のインテリアを引き立てます。

「住宅地で埋もれない、ほかとは一味違う外観が理想でした」と話すご主人は、SCOL HOUSEが手がける家の塗り壁に一目ぼれ。自邸には濃いベージュの土壁を採用。唯一無二の質感や風合いは、一目で「こだわりの家」と感じさせます。

　空が広がる中庭は、家族だけのプライベート空間

中庭を設けることで、外からの視線を気にせず、カーテンを使わない開放的な暮らしを楽しんでいるDさん家族。「周囲を気にすることなく洗濯物や布団を干せるのが快適です。プール遊びやバーベキューも家族だけでのびのびと過ごせます」と笑顔の奥さま。中庭は、採光や風通し、景観づくりにも一役買っており、秋にはバルーンが飛ぶ様子も見られるそうです。

D邸を特徴づけているのが、キッチン収納からつながるデスクやテレビ台、洗面台などの造作家具の美しさ。その空間にぴったりの雰囲気で、全体の調和を生み出しています。

「吉松さんがこちらが言い表せないようなニュアンスやイメージをくみ取ってくれたおかげで、思い描いていた以上の家になりました」とDさん夫妻。「こうなったらいいな」という要望を出発点に、その一歩先を見据えた提案により、日々の生活が色鮮やかに輝く特別な住まいが完成しました。